家庭菜園でおいしい冬野菜を栽培・収穫

家庭菜園 冬 カブ

 

 

家庭菜園で冬に収穫できる野菜にカブがあります。カブは煮物に最適で、お漬物やサラダにしても楽しめるビタミン豊富な野菜です。柔らかくてクセのない味わいは、まさに冬の味覚といってよいでしょう。

 

 

家庭菜園での栽培も簡単で、根菜ですが比較的根の張りが小さく、露地栽培はもちろん小型の品種ならプランターにも植えられます。育てるのに手間がかからないので初心者向けの冬野菜です。

 

 

カブは大カブ・中カブ・小カブに分けられ、小カブが作りやすいといわれます。有機質を含み、水はけのよい土ならそれほど土質を選ばず、土作りも楽です。家庭菜園へ種の直まきが可能で、小カブならばらまき、大カブは20cmほどの間隔で点まきして0.5cm程度に薄く覆土し、乾燥を嫌いますからたっぷりと水を上げるようにして育てていきます。

 

 

芽が出た後は適度に間引きをして最後は一株を残しますが、間引きの際に少し土寄せをするのがポイントです。土から出ている部分が日に当たる事で皮が汚くなったり、色が付く事が防げ、よりおいしいカブに生長します。

 

 

家庭菜園に種まきしてから40~50日(小カブの場合、大カブは60~100日)経ち、程よい大きさになったものから順次収穫していくのですが、収穫するなら早朝、もしくは夕方にすると甘みが感じられるといいます。

 

 

それから、長く畑におくと裂根と呼ばれる割れたカブになるので注意します。カブを秋からまけば、冬の間に最も旬の味が味わえるでしょう。