家庭菜園でおいしい冬野菜を栽培・収穫

家庭菜園 冬 ショウガ

 

 

家庭菜園で冬に収穫の時期を迎える野菜にショウガがあります。ショウガはアジア原産の風味付けには欠かせない香味野菜です。スパイスとして、薬膳料理の材料としても広く利用され、冬場に辛い冷え症改善にも効果があるのは知られていますね。家庭菜園にあると便利ではないでしょうか。

 

 

ショウガは高温多湿を好み、発芽には20度以上の温度が無ければならないとされます。乾燥が苦手ですから保水性を高めた土作りをして、栄養分たっぷりな土壌が向きます。

 

 

家庭菜園への植え付けは間隔を少なくとも20cmはとり、5~10cmの穴を掘って、新芽が出た状態のショウガを塊ごと植え付けます。ショウガが栄養分を多く必要としますから、液肥を週1,2回して、夏には堆肥を施すと上手く育ちます。

 

 

ショウガの収穫は、夏と冬。夏は葉ショウガとして収穫すれば、甘酢に漬けた「はじかみ」にして焼き魚に添えるなど、涼やかな風味を楽しめます。

 

 

家庭菜園で冬まで育てると、植え付けた種ショウガから出た新根が大きく肥大した新ショウガの収穫が出来ます。お寿司屋さんでおなじみの甘酢漬け(ガリ)を作るのに最適で、柔らかくて辛味控えめな風味が特徴です。

 

 

家庭菜園に植え付けた種ショウガが冬を超えて一年過ぎたものは辛味の強い老成ショウガ(ひねしょうが)になり、様々なお料理に利用できます。余り手が掛からない野菜ですから、育ててみてはいかがでしょう。