家庭菜園でおいしい冬野菜を栽培・収穫

家庭菜園 冬 カリフラワー

 

 

家庭菜園でカリフラワーを作ってみませんか。歯切れの良い食感がサラダや付け合せに好まれ、ビタミンCが多くて熱に壊れ難い性質はポトフなどの煮込み料理にも最適です。世話に少し手が掛かりますが、冬が旬のおいしい野菜ですから是非育ててみましょう。

 

 

カリフラワーは冷涼な気候を好みますが寒すぎても凍害を受けやすく、冬の収穫時期には家庭菜園での防寒対策をしっかりして育てます。カリフラワーを育てるには保水性と水はけのよい、たくさん栄養分がある肥沃な土壌が必要で、石灰が不足すると芯腐病に罹りやすくなるために苦土石灰を多く散布した土作りをしておきます。

 

 

初心者がカリフワラーを手軽に育てるにはポット植えの苗を購入するのがおすすめです。株の間隔を50cmほどの広い間隔で定植し、花蕾が出来る頃まで時々追肥をしながら育てていきますが、カリフラワーは湿気が強い場所では病気に罹りやすく、排水にも注意しましょう。

 

 

家庭菜園では風通しのよいところに植え、湿度が高くならないようにするのも大切です。また、アオムシやコナガなどの害虫がよく付くので、家庭菜園では虫がいないかこまめにチェックします。

 

 

花蕾が10㎝近くになったら外葉で包んでヒモでしばり、直射日光と冬の寒さを防ぐと白い蕾に育ちます。冬になって、12~15㎝の大きさになったら収穫です。家庭菜園に長く残しておくと黄変してしまうので早めに収穫し、カリフラワーの繊細な味を楽しみましょう。