家庭菜園でおいしい冬野菜を栽培・収穫

家庭菜園 冬 イチゴ

 

 

家庭菜園では、冬の作業が大切なものも多く、イチゴは寒い時期の管理がその後の収穫量に大きな影響を与えます。

 

 

イチゴはビタミンが非常に多くて味も甘いので果物に分類される場合が多いのですが、木にならずに草本(そうほん)ですから園芸学では野菜の一種に数えられるようです。ややアルカリ性になるように石灰を多めに散布した土作りを行い、家庭菜園に地植え、あるいはプランターに植えても元気に育ちます。

 

 

家庭菜園に10月頃、日当たりが良くて保水性の高い土壌に定植し、乾燥しないように土の表面が乾いてきたらたっぷりと水を与えて育てましょう。

 

 

定植は必ず冬に行います。冬を過ぎてから行うと花付が悪くなって、収穫量も減ってしまいます。なお、定植の際には株元のクラウン(短い茎の部分)を土に埋めないように浅く植えることが大切です。クラウンが埋まると成長が止まり、実が付かない場合もありますから、確認しながら植えましょう。冬の寒さ対策も忘れず、家庭菜園に黒ビニールやワラなどでマルチングします。

 

 

イチゴの収穫は4~5月、冬の間には成長が止まったように見えても、花が咲いた後はあっという間に実が大きく赤くなって行く様子が楽しめます。それから、アブラムシの害虫や、実が赤くなってからは鳥に食べられてしまいますのでネットなどでカバーしておけばおいしくて新鮮なイチゴが摘め、家庭菜園での楽しみも増えるでしょう。