家庭菜園でおいしい冬野菜を栽培・収穫

家庭菜園 冬 大根

 

 

家庭菜園で冬野菜を育ててみましょう。冬野菜の代表格には大根があります。大根は初めてでも作りやすい野菜の一つで、栽培が簡単でこまめに世話をしていれば無農薬でも育てられ、家庭菜園には特におすすめです。

 

 

大根で大切なのは種まきと土作りです。固い土だと根が太くなりにくく、表面がざらつく原因になり、よく耕して土中に石や前作物の残り根が無いように準備しておきましょう。

 

 

大根は夏の頃に種をまき、冬に収穫しますが、種をまくのに適した8~9月は害虫の出やすい時期ですから、発芽したばかりの柔らかい芽を食べられることの無いように寒冷紗を使うなどの害虫対策をして、普段から虫がいないかどうかチェックするようにします。

 

 

家庭菜園に種まきをしたら、時折間引きをしながら育てていきます。間引きされた大根はお味噌汁やサラダにしてもおいしいので、無駄なく楽しめるでしょう。

 

 

生長に併せて間引きしていく間隔を広げ、冬の収穫時には隣り合う大根同士が20cm程の間隔で並ぶようにします。

 

 

また、大根を大きくするためには肥料も大切です。大根は肥料を与えるとその分大きくなるのですが、身がしまっていた方が味は良いようです。

 

 

冬野菜の地味溢れるおいしさを求めるには、肥料は最低限に抑えておき、大きくなりすぎると身に「す」が入るので、家庭菜園からタイミングよく収穫しましょう。初心者にも作りやすい大根を是非植えてみませんか。