家庭菜園でおいしい冬野菜を栽培・収穫

家庭菜園 冬 シュンギク

 

 

家庭菜園で簡単に育てられる野菜を紹介しましょう。冬の鍋料理に欠かせないのがシュンギクですね。油と相性が良く炒め料理にも向き、サラダにしてもおいしく、利用範囲が広い冬野菜です。シュンギクはビタミンやカルシウムが豊富に含まれており、栄養的にも優秀です。

 

 

生長のスピードも速くて、家庭菜園が小さくてもたくさん収穫でき、プランターに植えてベランダでも充分大きく育ちます。シュンギクには大葉・中葉・小葉の3種があって、それぞれに冬場の耐寒性など性質が違いますから、家庭菜園の環境に併せ、ピッタリな品種を選びましょう。シュンギクの種を植える準備は、催芽(さいが・発芽率を高める作業)するために1日水に浸し、全体の1割くらいの根が出たら土にまきます。

 

 

栽培が簡単なのにたっぷりと収穫できるので、家庭菜園ではまきすぎないようにしておきます。芽が出たら2~3回に分けて間引きしながら育て、少し乾燥に弱い性質のため、たっぷり水を与えていくようにします。

 

 

それから、シュンギクにはアブラムシや葉枯れ病などの害虫の被害を受けたり、病気になることがあって、様子を見ながら薬剤などで対策をします。程よく生長したら、枝先の葉を残すように注意しながら収穫していきます。花が咲くまで何度でも収穫でき、冬の間中おいしさを味わえます。家庭菜園でシュンギクを育て、いつでも新鮮な料理を楽しんではいかがでしょうか。